宇久田税理士事務所発行の事務所通信 とらい&GROW448号(2025年8月)

繋いでいくこと・・・

皆様こんにちは、宇久田秀雄です。
これまでこの紙面は前所長の故宇久田進治がそのときどきの「想い」を記してきたところですし、またそれをお読みくださっていた皆様方より「いつも読んで共感しています」「いつも良い気づきを与えてもらっています」…などのご感想をいただいておりましたので、この紙面に私がコメントを入れさせていただくことは畏れ多く出来れば避けたい気持ちでおりましたが、続けていくことの大事も教わったことの一つでありますので私の方で続けさせていただこうと思っております。
実のところ、私はこの「とらい&グロウ」1面にある宇久田進治の文章をあまり読まないようにしておりました。父進治はここに想いのまま、また自分の口調で文章を書いておりましたので、「この内容偏ってない…?」「こんな言い方おかしいよ…」といったことを私はついつい言いたくなってしまうのです。職場でのことですのに親子が出てしまって恥ずかしいですが、実際に言ってしまった一例を挙げさせていただきますと、「車は一家に一台でよく、二台三台は要らない」といった内容が書かれていたときに、私は「ウチのお客様には自動車関連の業者様も多数いらっしゃるのにこんなこと書かないで!」と怒ってしまったこともございました。
しかし、いざ自分がここに文章を書くことになりますと、偏りもあれば独自的な表現にもなってしまいそうです。皆様に共感していただける文章を書ける自信はありませんので、勝手ながら私なりの気づきを記していければと思っております。
この「とらい&グロウ」は今回が448号となります。第1号創刊のときの名称は「とらい」のみで、実はこの名前は当時中学生だった私の提案で付けられたものなのですが、父はそのことをあまり覚えていないようでした・・・(泣)。
当時はすべて手書きで、コピー機ではなく中古の製版印刷機で印刷したものを家族4人で封入して発送したのを覚えております。
あのときから父宇久田進治は37年以上一度も休刊せず「想い」を記してきましたことは親子といえども素直に尊敬し、また繋いでいこうという私の「想い」にも結び付いています。
皆さま引続き来月以降もよろしくお願いいたします。猛暑の折、何卒ご自愛ください。