宇久田税理士事務所発行の事務所通信 とらい&GROW439号(2024年11月)

世の中かわっていきますか?

あれだけ暑かった夏も終わり、束の間の短い秋を過ごしています。
みなさま、お元気ですか。
衆議院選挙も終わり、さて世の中変わっていくのでしょうか?
今回は裏金選挙とも言われ、長らく続いた自民党政治に一石を投じたインパクトがある選挙でした。

さて、これから日本はどう進んでいくのでしょうか。従来型か(多少変わっても)、あるいは全てのシステムを変える一新型か、選択を迫られました。

日本が大きく変わるには、あの黒船襲来の如く外圧によってしか、あるいは、敗戦時の外圧統治などでしか、なし得ないと思うのです。自らの力で変えるのは無理だと思うのです。

しかしそこまで大きく変わらなくとも日本は変われます。現在潮目が変わっていく途上にあります。

あの小林虎三郎の米100俵を思いだします。長岡藩は飢饉に困窮していました。喉から手が出るほど欲しい。しかし「食べたら消える米よりこの100俵を金に換え将来ある子供たちへの教育にかけよう。」というのです。

今の日本を見るにハイレベルにある教育は片肺が抜け落ち、教育の持つ本来の意味、「社会のお役に立つ立派な人間になる。」それはただ知識に富んだ人ではなく、弱き者の気持ちのわかる本当の強き人の意味でしょう。

教育には多くの時間を要します。加えて「厳しさは一番の優しさ。」の言葉を深く心する毎日です。
皆さま、どうぞお健やかにお過ごしください。

(宇久田 進治)